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---ヒナside
「ヒナ、改めて誓うよ。俺がお前を全国に連れていってやる
約束するよ!」
涼君は手をポンと私の頭に置き笑顔でそう言ってくれた
トクン…
あ、コレだ…
この優しさ、この温もり
これが私が涼君に惹かれた理由
この温かさが私を救ってくれた
「うん。信じてる」
私は目を閉じて頭に置かれた手を取り、両手で包みこんだ
「ねぇ、涼君。昨日の夜の事覚えてる?」
「え?」
そして私は涼君の顔を見て話す
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