結果…

3/48
前へ
/366ページ
次へ
彩花が作ってくれた朝飯兼昼飯を食べて、私服に着替えると俺はヒナにメールを送った もう迷いたくないと思ったからだ ヒナの返事はOKのようで、さっそく出かける事にした いつもの十字路に着いて、待つ事数分…… ヒナは白を基調としたワンピース姿で現われた 「ごめんね。待たせちゃって」 「いんや。じゃ、行こうか」 「うん」 ヒナは買い物に付き合って欲しいと言う事で、俺たちは街まで出る事にした 書店、スポーツ店、CDショップなどで買い物をして、カフェでお茶をして、談笑して、楽しい一日を過ごした もう夕陽が傾きかけてきた 「あ~久しぶりに休日を満喫したなぁ。ありがとう涼君!すごく楽しかったよ」 「そりゃよかった」 「ねぇ、今日はどうして誘ってくれたの?」 そう聞いてくるヒナは、どこか緊張している様だった 「……ヒナに、伝えたい事があったから…」 「……そっか。ねぇ涼君、私、最後に行きたい所があるんだけど…」 「え?」
/366ページ

最初のコメントを投稿しよう!

596人が本棚に入れています
本棚に追加