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「~~~~っ!!///
バカァ……」
彩花の瞳から涙が溢れる
「うん…」
彩花も俺の背中に手を回し、力強く抱きしめてきた
「遅いよ!!」
「うん。ごめん」
「ずっと、ずっとその言葉が、その言葉だけが聞きたかった」
彩花の身体は震える
「うん…」
「小さい頃から、ずっと好きだった!」
「ありがとう」
「傍に、居ていいの?傍に、居てくれるの?」
「ああ。ずっと傍に居る」
「うぅ…グスッ。嬉しいよぉ…」
「俺もだよ。改めて、返事聞かせてくれ。俺と付き合ってくれますか?」
「~~~~っはい///喜んで」
ギュウゥと力強く抱きしめる彩花
俺は腕の力を緩め、彩花の顔から涙を拭ってやる
すると彩花は驚いたようだが、そのまま目を閉じた
そして俺はその唇に自分の唇を重ねた
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