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数分後
「……それで?その『八雲 紫』という人物に頼んだら、この俺の家に送られてきたのか?」
「そうゆうことですね。で、泊めてもらえますか?」
「……拒否権は?」
「拒否しましたら、八雲さんが能力使って本棚の奥底に眠っているアルバムを全世界にぶちまけるそうです。」
「……へぇ」
ひでぇ、そのアルバムには俺の黒歴史の小学生時代の写真や作文が……。
ぶちまけられたら終わる、色々と。
てか、何故俺?全然かっこよくないだろ、八雲とかいうやつ目腐ってるだろ絶対。
「で、泊まっていいですか?」
「拒否権ねぇのにまだ聞くのかよ、おい。分かったよ泊まってもいいよ」
「ありがとうございます!!」
俺が了承すると同時に目を輝んばかりに光らせる射命丸。……恐ろしい娘!!
うん、ごめん、ちょっと取り乱したわ、それで泊まるんだよな。
……何日泊まんだよ、おい。
「で、泊まるったって何日いるんだ?それによって色々あると思うし」
「さぁ?」
頭の上にはてなマークが出そうな表情をする射命丸(恐ろしい娘)さん。
「まさかネタが見つかるまでいるとかじゃねぇーよな?」
「……アハハ」
全くもってその通りです的な顔をする恐ろしい娘こと射命丸さん。
って
「図星か!!?」
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