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んでもって冒頭に戻る。
ふむ、結局『Remember』もとい思い出してみたが落ち着けというほうが無理だな。
「だから『あや』です!『あや』!」
「あぁ、わかったわかった、で何のよう?」
「それはですね、泊めてください!」
は?
「だから、泊めてください!」
「……俺の家に?」
「はい!」
「……妖怪のあんたを?」
「はい!」
「……マジで?」
「はい!」
俺、今日ついてねぇなぁ。
†††
その後、『文』さんからいろいろと聞いた(というか、聞き出した)んだが、
『文』さんは新聞記者をやっているらしい、でも最近ネタにできる出来事が少なくなってしまって、そのことを助手の『犬走 椛』さんに相談してみたら、
「この幻想郷にネタが少ないのなら外の世界に探しに行けばばいいのではないでしょうか?」
と、言われたらしい。
……犬走さん発想ブッ飛んでんな、おい。
そんでもって、思い切って幻想郷で唯一現代と幻想郷を行ききできる『八雲 紫』さんに頼んでみたところ、
「いいわ。かっこいい世話好きの人の所へ運んであげる♪」
となり、結果、今にあたると……。
……突っ込んでいいか?
「俺は全然かっこよくないから!!」
「そこですか!!?」
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