276人が本棚に入れています
本棚に追加
女にでもするようにウィンクすると、冬夜は何処かに電話をかける。数分もしないうちに、美月の居場所が分かったらしい。
「行くぜ、案内するから運転任せた。」
バシッ!
「うぁ…!うぅ、うぐ…!」
天井から吊られた身体、拘束され、されるがままに踊らされる。鞭で打たれる激痛と、奥深く突き上げられる快感に、何度も何度も身体をびくつかせ、ギャグを咬まされた口からは、喘ぎ声が止めどなくあふれた。段々、意識が遠退いていく。痛みからなのか、快楽からなのかは解らない。身体に、心が狂わされていく。
「うぅ、うぅ…う、う!」
長い責めの果て、視界が白くなり…美月は意識を手放した。
着いた場所は、男二人が入るには、まるで似合わないラブホテルだった。冬夜が連絡をすると、一人の男が迎えに出てきた。
「今、撮り終わったトコだよ。」
「悪いね。姫、もらってっていいんだろ?」
「ああ、まだ気絶してるけどな。…そっちの人、アリスに本気なら、今見るのはつらいぜ?」
「かまわない。」
最初のコメントを投稿しよう!