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「ところで、田中。自己紹介くらいしたらどうだ?」
「…………」
「返事がない、ただのしかばねのようだ」
「…………」
「……ホントに反応無いな。いじけてんのかー?」
「じゃあ、僕らで紹介してあげようか」
「そーだな。えーっと、名前、田中。性別、たぶん男。年齢、ご想像にお任せします?」
「身長、リンゴ3個分。体重、リンゴ3箱分」
「肌の色は緑で、血の色は青かな。額に触角が生えてたと思うよ」
「嘘をつくなぁぁぁ!!」
「あ、復活した」
「たぶんじゃ無くて、歴とした男だ! それに名前は田中じゃねぇ! 名字が田中だ!!」
「いーじゃん、田中田中で」
「良いわけあるかぁっ! それから、リンゴ3個分って、キ○ィちゃんか!? 何で体重だけ箱単位なんだよ!!」
「……伏せ字とか使うなよ、どうせサン○オはこんなの読まないから」
「お前も使ってんじゃねーか!! それに、最後のっ! 俺はナ○ック星人じゃねぇ!!!」
「え~~~」
「え~、じゃねぇ!!!」
「ところで、田中」
「……何だよ?」
「そんなに叫んで疲れないか?」
「誰の所為だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
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