山さんのﾓﾃﾞﾙｶｰ製作日記４と2/3

今だからこそ考えよう。

ﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰｶｽﾀﾑは
(ｱﾒﾘｶで販売されている高級車)
をﾍﾞｰｽにする事が基本です。
つまり
｢ﾌﾟﾚﾐｱﾑ･ﾁｬﾝﾈﾙ｣
という高級車専門ﾃﾞｨｰﾗｰから販売されている車です。

ｱﾒﾘｶのﾒｰｶｰならｷｬﾃﾞﾗｯｸやﾘﾝｶｰﾝ、
ﾄﾞｲﾂならﾒﾙｾﾃﾞｽやBMW、
日本ならﾚｸｻｽやｱｷｭﾗ、ｲﾝﾌｨﾆﾃｨ。
このあたりが当てはまります。

ﾌﾟﾚﾐｱﾑ･ﾁｬﾝﾈﾙで販売されている車はどれも装備が豪華で
走りもｲｲ。
もちろん値段も豪華となるんで、
お金持ちにとっては持ってるだけでｲﾊﾞれるっていう法則が出来上がるわけです。

つまり、
このへんの車をﾍﾞｰｽにﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰを作るのがｾｵﾘｰなんですが、
ﾌﾟﾚﾐｱﾑ･ﾁｬﾝﾈﾙで販売されている車以外にも、ﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰとなりうる車種がいくつかあります。
例えば
GMCのﾕｰｺﾝ･ﾃﾞﾅﾘとか
ﾌｫｰﾄﾞのｴｸｽｶｰｼﾞｮﾝ
ﾄﾖﾀのｾｺｲﾔなどの
大型SUVは、20ｲﾝﾁｵｰﾊﾞｰの大径ﾎｲｰﾙが履けるというﾒﾘｯﾄがあるので、
ﾍﾞｰｽｶｰとして全然ｱﾘだと思います。

お金が余って余って仕方ないなら
ﾌｪﾗｰﾘやｱｽﾄﾝﾏｰﾁﾝ、ﾗﾝﾎﾞﾙｷﾞｰﾆといったｴｷｿﾞﾁｯｸｶｰ路線に進むのもｲｲと思います。

ただ
ｱﾒﾘｶにある車種だからと言って
ｱｽﾄﾛやｵﾃﾞｯｾｲみたいなﾐﾆﾊﾞﾝをﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰにするのは
かなり高度なﾃｸとｾﾝｽが要求されるので
避けるべきかと思います。
L.A.のｾﾚﾌﾞがﾐﾆﾊﾞﾝに乗ってる…
ﾋﾟﾝとこないもん。

同様に
日本だけで販売されているｸﾗｳﾝなどの和製ﾗｸﾞｼﾞｭｱﾘｰもｱﾒﾘｶっぽく仕上げるのは至難の業なので見送りましょう。
単なるVIPになります。