story5

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 どうも、皆様こんばんは。  オレは只今、優里斗くんの部屋の前にいます。  え、何故って……七海が夜這いしないよーに★  昨日の今日って言うし、きつく灸を据えても、相手は七海。効く訳が無い。  第一、アレは寝惚けて部屋を間違えただけだと言う。  だから寝惚けて部屋を間違えないように、オレが見張っていると言う訳。  あ、今変態とか思った奴、素直に挙手しなさい。  今なら頭ぐりぐりで許すから。 「……何してんだ?」  皆様大変です!  七海を阻止する前に、優里斗くんに見付かった。 「あはははは……優里斗くん、今暇?」  何とか誤魔化さねば。 「うん、まぁ……暇だけど」  よし、何とか成りそうだ。  オレは優里斗くんを、優里斗くんの部屋に押し込め、後ろ手で扉を閉める。 「じゃあ遊ぼ?」  さっとトランプを出せば、優里斗くんの目の色が変わる。  あ、何処から出した、とか気にしないでね。 「良いけど、オレ強いぜ?」  やる気満々の優里斗くんは、散らかったベッドの上を片付けていた。 「大丈夫。オレも強いから」  言って気が付いた。この発言、決着つかなくね?
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