story9

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「オレは万年補欠の生徒会副会長だから、試合には出れないんですぅー」  嫌味っぽく言いながら満井先輩は貰った箱を開け、中にぎっしりと詰まったシュークリームを見て笑顔に成っていた。 「ろくに練習出ないからだろ」  七海の辛辣な呟きに、満井先輩は言い返せずに唸りながらシュークリームを食べ始める。 「ねぇ、七海くん。此れって今直ぐ用意しないといけないのか?」  鳴海先輩がメモ用紙を凝視しながら、控え目に声を掛ければ大きく頷く七海。 「早めに頼むって言われたから、今日か明日中に宜しく」  何を頼んだか知らないけど、酷使するなぁ……七海の野郎。 「分かった、明日の午後までに用意しておくよ」  問題無いんだ、と少し尊敬していれば、七海にカップを突き付けられる。 「紅茶」  ふてぶてしい野郎だな、七海。何様のつもり……あ、生徒会長様ですか、七海様様ですよね。 「ん」  苛っと来たから、オレは七海に紅茶のポットを突き付ける。  七海に殴られたのは、言うまでも有りません、はい。 「最初から自分で煎れろ!馬鹿七海!!」  きーーっ、と殴られた箇所を摩りながら言えば鼻で笑われた。

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