「オレは万年補欠の生徒会副会長だから、試合には出れないんですぅー」
嫌味っぽく言いながら満井先輩は貰った箱を開け、中にぎっしりと詰まったシュークリームを見て笑顔に成っていた。
「ろくに練習出ないからだろ」
七海の辛辣な呟きに、満井先輩は言い返せずに唸りながらシュークリームを食べ始める。
「ねぇ、七海くん。此れって今直ぐ用意しないといけないのか?」
鳴海先輩がメモ用紙を凝視しながら、控え目に声を掛ければ大きく頷く七海。
「早めに頼むって言われたから、今日か明日中に宜しく」
何を頼んだか知らないけど、酷使するなぁ……七海の野郎。
「分かった、明日の午後までに用意しておくよ」
問題無いんだ、と少し尊敬していれば、七海にカップを突き付けられる。
「紅茶」
ふてぶてしい野郎だな、七海。何様のつもり……あ、生徒会長様ですか、七海様様ですよね。
「ん」
苛っと来たから、オレは七海に紅茶のポットを突き付ける。
七海に殴られたのは、言うまでも有りません、はい。
「最初から自分で煎れろ!馬鹿七海!!」
きーーっ、と殴られた箇所を摩りながら言えば鼻で笑われた。
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