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皐月先生が戻ってきた
その後ろから男の先生が入ってきた
…狙ってる?
そう思った
入ってきたその先生は眼鏡で黒いスーツ、さらに細身で身長も180はあるだろうと思われるような人だった
…はい、もろタイプです
亮「新しく来ました、神崎亮と言います」
…敬語だー‼
亮「担当は数学です」
これ、確実に萌えるんだけど
あ、何で生物の先生が居なくなるのに数学の先生が来るのかって?
数学の前の先生は家の都合だとかって辞めちゃったからだよ
その先生嫌いだったから良かったよ
だって普通、問題出しておいてその解答が生徒に合ってるかなんて聞く?生徒にだよ?おかしくない?
これはきっと皆思ったと思うよ
亮「えー、伯耆…さん?でしたよね?聞いてます?」
すいません、聞いてないです
明「あの娘は基本的に聞いてないんですよ、要注意です」
…皐月先生、酷くないですか?
いや、事実ですけど…
亮「分かりました」
え、何を?
亮「話を聞くようにしておきますよ」
にっこりと笑顔でこっちを見て言ってる
なんか怖いなぁ…
明「よろしくお願いしますね」
亮「はい」
明「じゃ、早速検査に行くので皆の事、よろしくお願いします!皆、良く言うことを聞いてお勉強してね」
『先生、帰っちゃうんですか?』
明「はい、もう大丈夫そうですから」
明日から休むんじゃ…?
明「では」
そう言って出ていってしまった
亮「とりあえず、よろしくお願いします」
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