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まあ、慌ただしい感じでHRは終わった
次の授業まで10分くらい休憩がある
神崎先生は準備に職員室まで戻っていった
その間に私は珠李のところへ
珠「綺羅、あの人タイプでしょ」
流石に私の親友
分かってるな
『ばれた?しかも性格も良い感じじゃなかった?』
珠「リアル鬼畜眼鏡で?」
『うん、絶対あの言い方とかそうでしょ』
珠「はぁ…ま、頑張れ」
ため息吐いたな、こいつ
リアルは珍しいんだから!
って、頑張れ?
『何を?』
珠「絶対目、付けられたでしょ」
ああ、その事
『だろうね』
珠「だろうね、って綺羅…大丈夫?」
『大丈夫だって☆』
むしろ楽しみでもあるかな?
苛めるのも苛められるのも私にとってはただのゲームみたいな感じだから
『私を誰だと思ってる?』
珠「腐った女子高生」
…もっともです
さらに切り捨てやがったな?
『違うだろ、いや、違わない?まあ、私が言いたいのは…
あの人を見てまず思ったのが
“泣かせたい”
だと言うことだよ』
言い切ってやった
珠「御愁傷様」
そうくるか
🎵~🎵~
あ、チャイムだ
数学か…
って、数学⁉
やっぱりもう来てるし
どうか聞かれてませんように
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