帰り道にて…

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帰り道にて…

晴香と私と奥さんの3人での帰り道…。   こんな事がありました……。   『お利口なワンちゃんだね😌   しっかり御守りしてね😌✨』   …と、私の心に話し掛けてくる女性とすれ違ったのです…。   私は本当にびっくりしました。   晴香以外にもかかわらず、私の事があの人は見えるんだ!!   その女性とは、たまにしか会わないのですが、真夜中にとても気になって、晴香が寝て居る少しの間、あの女性の元へと行ってみました…。   『いつか来ると思ってたよ😌 あの女の子が寝ちゃったのかな?   あなたは何が知りたいのかな?』   真夜中にも関わらず、あの女性はベットに座り、私の方を見て、また心に話し掛けて下さいました…。   『私はいつも不安なのです……。 少女…晴香と申し上げます。   あの子がいつ…… 私の事が見えなくなるのか…。   あなたならばわかるのではないかと、夜分遅くに申し上げないのですが、伺わせて頂きました。』  そう話すと、私はこれまでのいきさつを話し、女性に答えを求めました…。   しかし……。   『こうは思え無いのかなぁ。   晴香ちゃんとずーっとまだまだ一緒に居られるって…。   毎日毎日そんな事考えてたら、晴香ちゃん……   気付いちゃうよ。   「いつ帰る」じゃなくて、晴香ちゃんの事だけ楽しく考えなきゃ…。   ………それが出来なきゃあなたの為にならないでしょ?』   ………意味が良く理解出来ませんでしたが、夜明けが近付いて来たので、私は帰る事にしました…。   自分の為………。   …今まで考えた事もなかった。   そうか………!   これが「課題」と言う物なのですね……。   天の方様……。   まだ良く理解出来ませんでしたが、少しだけ、私の心が軽くなりました。   あの女性は何者なのですか?  
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