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「失礼します生徒会長はおられますか?」
生徒会室に着き相馬は部屋中に届く声量で言った
「はいはい……あら、相馬くんじゃない」
どこからか駆けてきた容姿端麗な生徒会長 桂ヒナギクは相馬を見ると少し驚いた表情になった
「久しぶりに白皇へ来たので1ヶ月分のアレを受け取りに」
「そうだったわね、珍しく長い休みだったけどどうしたの?」
「今回は中国地方まで鈍行列車で行ったのですが……美羽お嬢様があちらで友人が出来てですね」
「遊び呆けたと言うわけね」
やれやれと呆れるヒナギク
「あ、それと広島の滞在が長かったのでお土産を」
相馬は大きな包みを取り出しヒナギクに渡す
「あらありがとう」
ヒナギクは包みを受け取り思いついたような仕草をして
「今からお茶にしない?」
「いいですよ、綾崎くんも来たようですし」
相馬が言い終えるとほぼ同時にハヤテが現れる
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