城一戸建てに三人で

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あの衝撃の最終決戦から2日と半日経ちました 結果的に僕はシルフの側近兼料理人兼武器職人兼仕立て屋兼…(ryになったわけで 幸せ絶頂なわけで ちなみに元仲間たちはやる気がすっかり無くなったのか、お帰りになりました 正確にはもっとマシな勇者を連れて1ヶ月後、再チャレンジするそうです え?何?魔王討伐って勇者いないとできないの? って思ったけど敢えて伏せました まぁ、それは良いとして 僕の元パーティーの中で唯一僕と共にこの魔王城に居座った子が一人 あ、来たね ドアが開き、パジャマ姿の女の子が入ってきた 腰上まで伸びたさらさらの黒に近い茶髪を所々ハネさせている 身長は小さく150あるかないかぐらいである こちらも目をこすりながらまだ眠たそうな顔して席に着いた か、可愛い!? 「おはよ、スウ」 魔法使いスウラン・ルームスースーである 通称スウ 「・・・・はよ」 「飲み物なににする?」 「コーラ」 うわっ、朝から炭酸!? まぁ、そういう僕は天然水だったりするけど 飲み物を用意し、僕が座るのを見てシルフは食べ始めた 律儀に待っていてくれたなんて・・・・か、感激! 「・・・・!」 一口一口と食べて目を丸くするシルフ 毎日反応があるのは嬉しいことだ 次に言うことはわかった なぜなら僕は君の全てを(ry 「美味しい」 自然と笑みが零れる 好きな人に誉められる なんて素晴らしいのだろう!! 人生って素晴らしい!!!
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