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夜
いよいよ明日は決戦
今日は早く寝て朝食作りの体力を温存させねば・・と思っていたんだけど
シルから突然部屋に呼び出された
夜に体力使うと明日がなぁ・・なんて妄想しながら部屋に行った
行って中に入った
そこはピンクの想像とは違い暗い空気が漂っていた
「遅いわよ」
その部屋の中央にある大きなベッドに座るシル
パジャマ姿だ
でも何か可笑しい
あ、剣を持ってる
「部屋に呼んだってことは、僕の気持ち受け止めてくれる気になったんだね」
暗い空気関係なく僕は言ってやった
あえて空気読まない
AKY、それが僕さ!
「フッ・・・申し訳ないがその答えはまだ出せない」
「まだ?」
「そう・・明日の戦いが終わ――」
「なにそのフラグ?」
それ立てちゃダメなフラグだよ?
「まぁ・・良い」
決めゼリフを途中で止められ顔をしかめたがまた元の可愛い顔に戻った
「真面目に聞いてくれるか・・?」
可愛い顔から真剣な顔に変わった
AKYの僕としては血が疼く場面だが、この時はなぜか大人しかった
「いいよ」
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