第1章 ‡ 出会

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「ふぁぁ~…。」 ある日の土曜日。 並盛町に住む一人の少年はあくびをした。 「…もぅ……12時か。」 パジャマ姿で階段を下りる少年。 「だ( ̄□ ̄;)?!」 ドンドンッガンッ!ゴンッ! 「痛て……て…。」 「そうやってボーっとしてるから、こうなるんだ。ダメツナ。」 寝起きでダメツナと呼ばれた少年は涙目でスーツ姿の赤ん坊を見た。 「…何すんだょ、リボ~ンY(>_<、)Y」 「朝からグータラしてるお前が悪い。 あぁ、それと今日はこれからイーピンと少し出掛けてくるからな。 帰ってくるまでにお前もちゃんとした格好にしとけょ?」 「え?」 「あと、ママンとランボはさっき買い物に行ったぞ。 じゃあまたな。」 リボーンと呼ばれる赤ん坊は言うことだけ言って、出掛けてしまった。 「…リボーンが帰ってきるまでに…ちゃんとした格好?」 ダメツナはキョトンと首を傾げながら もぅ誰もいない玄関を見つめていた。
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