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「ふぁぁ~…。」
ある日の土曜日。
並盛町に住む一人の少年はあくびをした。
「…もぅ……12時か。」
パジャマ姿で階段を下りる少年。
「だ( ̄□ ̄;)?!」
ドンドンッガンッ!ゴンッ!
「痛て……て…。」
「そうやってボーっとしてるから、こうなるんだ。ダメツナ。」
寝起きでダメツナと呼ばれた少年は涙目でスーツ姿の赤ん坊を見た。
「…何すんだょ、リボ~ンY(>_<、)Y」
「朝からグータラしてるお前が悪い。
あぁ、それと今日はこれからイーピンと少し出掛けてくるからな。
帰ってくるまでにお前もちゃんとした格好にしとけょ?」
「え?」
「あと、ママンとランボはさっき買い物に行ったぞ。
じゃあまたな。」
リボーンと呼ばれる赤ん坊は言うことだけ言って、出掛けてしまった。
「…リボーンが帰ってきるまでに…ちゃんとした格好?」
ダメツナはキョトンと首を傾げながら
もぅ誰もいない玄関を見つめていた。
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