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コトン。
4つのお茶がツナの部屋に置かれた。
「…で…話しってのはなんなんだ?」
「……はぃ。」
神流ちゃんは視線を下ろすと
ポタポタと涙を流した。
「……
………風が………
……死んだの………。」
俺たちの空気が固まった。
「………本当か?」
リボーンも視線を下ろしながら呟いた。
「…はぃ………。
情報によれば……
コロネロさんとバイパーさんも。」
「………。」
「………そんな。」
「それで、脱力感の塊だった私をイーピンが助けてくれて。
気分転換と報告をしに日本へ来たの。
急にでゴメンなさぃ。」
「…いや、……わざわざ悪かったな…………。」
静まる空気。
重い気持ち。
「…ま…まぁ話しはここまでで散歩にでも行く?(^_^;)」
ツナは若干引きつった顔でそう言った。
「そ…そうだね(*^_^*)
すみませんY(>_<、)Y
私が泣いたから(|||_|||)」
「そんな(((゜д゜;)))!
全然大丈夫だょ(^o^;)」
「あぁ、そうだぞ。
よし、俺も散歩行くぞ。」
「イーピンも!」
「よし!行こう(^O^)/」
私はまだ考えたくなかった。
正直リボーンさんに話すので精一杯。
今はこれ以上……
思い出しちゃいけないような気がした。
それはきっと………
私にとっての
"パンドラの箱"
だから。
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