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致死量
伝えたい事など一つもない
そう言った君の表情に
無造作に貼り付けてあった
いびつ過ぎる自己欺瞞の心
今日も見過ごせと言うのか
相も変わらず 影すら見えない
君の思考 核 心
身体の中 溜め込んだ毒素は
やがて斑点模様に君の首筋を汚した
滲み出たタブーから
君の好きな言葉が香るから
その言葉にならって
僕はその通り
君の海を掻き回す
そうそれはなんて
インダストリアルな
末期症状
伝えたい事など一つもない
そう下手くそに繰り返すのなら
せめて綺麗に笑えるくらいに
砕けてしまえば良かった
君は君自身が思う程大人でなくて
君は君自身が思っているより
ずっとずっと
人間 だった
それだからもう間に合わないというの
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