1番大切な気持ち

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かごめは小屋から出てきて、すこし遠くにある気に座っている犬夜叉を見つけ走った。 「あの・・・犬夜叉さん!」 かごめがそう呼ぶと犬夜叉はビックリしたように降りてきた。かごめが犬夜叉をよそよそしくさん付けで読んだからだ。 「か、かごめ・・・・」 さん付けで呼ばれたことに少しショックを受けたのと同時に、さっきは拒まれたかごめが自分に寄ってきたのが嬉しかった。 「犬夜叉さん・・・さっきは傷つけてしまってごめんなさい。」 「え・・・・」 「さっきあたしは犬夜叉さんを拒んじゃって・・・・珊瑚ちゃんからいろいろ聞いたんです。あたしたちは仲間だったって。さっき犬夜叉さんすごい悲しそうな顔をしていたから・・・・謝りたくて。」 「かごめ・・・やっぱり俺のこと覚えてないんだな・・」 「ごめんなさい。」 「気にすることねぇよ。それより、そのさん付けとよそよそしい話し方やめろ。お前はいつでも俺を犬夜叉って呼んでたぜ。」 「犬夜叉・・・・」 「おう。記憶がなくなたってかごめはかごめだ。いつでも俺が守ってやる。」 「ありがと。」 「さあ、中へ戻ろうぜ。」 「うん!」
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