305人が本棚に入れています
本棚に追加
/42ページ
かごめは小屋から出てきて、すこし遠くにある気に座っている犬夜叉を見つけ走った。
「あの・・・犬夜叉さん!」
かごめがそう呼ぶと犬夜叉はビックリしたように降りてきた。かごめが犬夜叉をよそよそしくさん付けで読んだからだ。
「か、かごめ・・・・」
さん付けで呼ばれたことに少しショックを受けたのと同時に、さっきは拒まれたかごめが自分に寄ってきたのが嬉しかった。
「犬夜叉さん・・・さっきは傷つけてしまってごめんなさい。」
「え・・・・」
「さっきあたしは犬夜叉さんを拒んじゃって・・・・珊瑚ちゃんからいろいろ聞いたんです。あたしたちは仲間だったって。さっき犬夜叉さんすごい悲しそうな顔をしていたから・・・・謝りたくて。」
「かごめ・・・やっぱり俺のこと覚えてないんだな・・」
「ごめんなさい。」
「気にすることねぇよ。それより、そのさん付けとよそよそしい話し方やめろ。お前はいつでも俺を犬夜叉って呼んでたぜ。」
「犬夜叉・・・・」
「おう。記憶がなくなたってかごめはかごめだ。いつでも俺が守ってやる。」
「ありがと。」
「さあ、中へ戻ろうぜ。」
「うん!」
最初のコメントを投稿しよう!