1番大切な気持ち

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「あっ!かごめちゃん!」 「珊瑚ちゃん!あたし頑張ってみんなのこと思い出すよ!」 「かごめちゃん・・・・」 珊瑚は少し嬉しそうに言った。 そして、かごめはみんなから自分が何と呼んでいたかを聞いた。 「えっとお・・・・犬夜叉で、珊瑚ちゃんで、弥勒様で、七宝ちゃんで、雲母ねっ!」 かごめは顔と名前を確かめるように1人1人名前を呼んでいった。 「みんなよろしくお願いします!」 「うん。頑張って記憶取り戻そうね!」 「かごめ様、くれぐれも無理だけはなさらないで下さいね。」 「かごめがオラのこと忘れてもオラはかごめが好きだぞ!」 「俺が守ってやる。心配すんな!」 「それでは、明日からかごめ様の記憶を取り戻す旅に出ますか!」 「そうだね!奈落のやつに奪われたかごめちゃんの気持ち・・・・絶対取り戻そう!」 「よしっ!明日早くに出発する。だから今日はみんな早く休め!」 「ああ、そうしよう。」 そしてみんなは明日の為に早く休む準備をしはじめた。 「かごめ・・・・ちょっといいか?」 「いいけど、どうしたの?」 犬夜叉はかごめを外に連れ出した。 「犬夜叉は・・・平気かな?」 「平気なことがありますか!愛しい人に自分を忘れられてしまうのですよ。相当傷ついてると思うが、こればかりはどうにもできん。」 「そうだね。法師様!明日から頑張ろう。」 「もちろんです。」
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