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―同じ時かごめは―
「はあはあ・・・はあ・・・」
息を切らして走っていた。
「犬夜叉、あんなに怒んなくてもいいじゃない。」
かごめは走っていた足を止めて言った。
「ここ・・・どこ?あたし無我夢中で走ってたんだ。」
かごめが顔を上げると周りは見たことのない景色だった。
「もぉー!あたしってダメね・・・」
こんな時犬夜叉がいてくれたらなどと考えていた時、四魂の玉の気配を感じた。
「これは、四魂の玉の気配、しかも大きい!!ま、まさか・・・!」
かごめがそう言うと黒い邪気がかごめを取り巻いた。
そしてかごめの目の前に現れたのは奈落だった。
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