思い出の人

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「傷・・・痛くない?」 「コクン」 男の子はしゃべらずにうなずいた。 「家には帰らないの?」 「帰りたくない・・・」 男の子は初めて声を発した。 「そっかー・・・それじゃあ今日はお姉ちゃんと寝よっか!」 かごめは笑顔で話しかけた。 「うん!」
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