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「かごめっかごめー!!」
犬夜叉の目は怒りで染まっていた。
「これでこの奈落は新しい力を得る」
「奈落っ・・かごめが死んだらただじゃおかねぇぞ!ぶっ殺してやる!」
「ふふ、これさえ手に入れば、もう用はない。」
そう言うと、奈落は邪気に囲まれ彼方へと消えて行った。
「待ちやがれっ!俺と戦いやがれー!逃げんじゃねー!奈落ー!!」
しかし犬夜叉の声は空に消えてしまった。
奈落が消えると犬夜叉の体が動けるようになった。
「かごめっかごめっ!」
犬夜叉は名前を呼びながら体を揺するがかごめは目を開けてくれなかった。
「すまねぇ・・・俺が一緒にいてやればこんなことには・・・」
犬夜叉は目を開けないかごめをきつく抱き締めた。
「とりあえず、楓んとこに・・・・・」
そして、犬夜叉はかごめを抱えて村へ帰っていった。
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