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―――――2年3組教室
颯「おう、大樹」
大「はよ」
颯「珍しいな。お前が俺より先に
学校来てるとか」
大「ああ、だって今日
テストだし。勉強しねぇと
マズイだろ？」
颯「………」
大「………」
颯「はぁぁぁぁあ！？」
大樹にテストだと聞いて
学校中、むしろ東京中に
響くんじゃないかって
思うくれーの大声で叫んだ。
颯「て、テストォ！？
なんの！？何時間目！？」
大「お、落ち着け颯太！」
刹「英語だよ！
うるっさいなぁ！」
颯大「刹希！」
声をかけてきたのは
幼なじみの刹希だった。
刹希はさっきまで机で
寝てたらしく、見るからに
不機嫌全開だった。
刹「人がせっかく寝不足を
解消しようと寝てんのに
ギャーギャーギャーギャー
うるさいわボケ！！」
大「わ、わりぃ、刹希…」
颯「てか寝てたって…。
お前、勉強したのかよ？」
刹「は？するわけないじゃん。
私、英語キライだモン」
颯「Σそーゆー問題！？」
大「…キライでも
せめて勉強はしろよ」
刹「え、やだ。勉強キライ」
大「いや、キライって…」
3人で話してたら
いつの間にか時間で
慌てて席に着いた。
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