1人が本棚に入れています
本棚に追加
敦「……ぅ…」
奏「先輩!大丈夫ですか!?」
敦「ああ、大丈夫…だぁあっ!」
奏「い゙っ!!」
意識の戻った敦さんが
勢いよく起き上がったため
頭上の奏と頭をぶつけた。
敦さんの頭にタオルを
乗せた奏がそのまま顔を
覗き込んでたからだ。
…フツーびっくりすんだろ。
奏「…痛い(泣)」
敦「わ、わりぃ佐藤。
…大丈夫か…?」
奏「へ、ヘーキ…です…」
嵐「敦!」
聡理「敦!!」
嵐「大丈夫か?」
敦「ああ、なんとかな。
それより練習しねーと…」
奏「ダメですよ先輩!
頭強く打ってるんだから」
敦「ヘーキだって。
試合はすぐなんだ。
なのに、俺だけ
休んでられっかよ」
奏「ダメですって!
休んでてください!」
嵐「敦」
敦「っ、わかったよ。
休んでりゃいんだろ」
嵐「よし、じゃあ
練習再開すんぞ!」
敦「けど、帰る気はねぇぞ」
奏「敦先輩…」
敦「いいだろ、別に。
練習見てくぐれー」
嵐「…ああ」
本人は大丈夫だって
主張してたけどそれでも
一応頭を打ってるから
敦さんは残りの練習を
見学することになった。
.
最初のコメントを投稿しよう!