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カイトはとりあえず一番近い街へ行くことに決めた。食糧と水は少ししかなかったし、地図とコンパスを持っていたからだ。
カイト「一番近い街は…」
一番近い街は「ナイラ」という、少し大きな街だった。
カイトはついでに地図を眺めた。
世界は五つの大陸に分かれていて、全ての大陸に大きなお城が描いてあった。地図で見ると大きな平原は一つしかなく、自分がどこに居るかは一目でわかった。
ここは「サルズ大陸」のビエン平原というところだった。
地図の中でも一番目に付くのは、なんといっても中央の大陸だ。
カイト「セントラ大陸のアルカディス帝国か。こいつが世界を支配してるのか?」
実はカイトの予想は当たっていた。アルカディス帝国は全ての大陸の大国を全て支配していた。一つの国に支配される事により、世界では戦争が起こらないようになっていた。
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