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カイト「それじゃあ行くか。」
カイトは、カバンを持って歩き出した。
ナイラはビエン平原を北上したところにあった。
途中で何度もモンスターに遭遇した。しかし、カイトは武器を持っていなかったため、逃げることしか出来なかった。
カイトは足が早かった。いや、足だけでなく、基本的に運動能力が高かった。なのでモンスターからは簡単に逃げることが出来た。もし武器を持っていたら、確実に倒していただろう。
カイト「なんでこんなに走れるんだ?昔なにかしてたのかな?」
モンスターから逃げるのは簡単だったが、次から次に出てくるモンスターにカイトは過去を考える隙を与えなかった。しかし、考えても全く思い出せないのはカイトが一番よくわかっていたため、これはカイトにとって好都合だった。
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