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有原さんの言葉を聞いていると、有原さんの気持ちが僕の心に伝わり『戻りたい』と言う気持ちは何処かへ消えつつあった。
『私よりも良い人が現れるはずだよ』と話す有原さんに僕は有原さんの顔を見ると有原さんは涙を流して泣いていた。『…ケン。二度とそんな事をしちゃいけないよ。戻りたいと思う気持ちがあるなら、どんな誘惑にも負けちゃダメだからね』と有原さんはその言葉を僕に話すと『優…俺はどうすればいい?優がいないこの先の道に俺はどう生きればいい?』と聞くと『それを作るのはケンだよ。どう生きればいいのか?どう歩むべきなのか?それはケン自身が決める事』と答える有原さんに『…優。俺のこの胸にある優の気持ちは誰が消そうとしても消えないと思うよ』と言う僕に『…消えるよ。そのうちね。時間が解決してくれるから』と有原さんは話した。
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