夏花火

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夏になれば人々のテンションも上がるわけで… そんな子が私のとなりにも1人、2人。 「おはよー柚葉!!」 「あ、おはよう。」 ニマニマと私に近づいてくる友達の藍。 また何か企んでる。絶対。 「あのね、今年の夏祭りに合コン開こうと思うんだ!」 みごと、私の予想は当たった。 合コンだって? 冗談じゃない。 私には私の予定がある。 「行かない。絶対行かない。」 「えー…なんで?」 「楽しくないから。」 「いやいや、彼氏見つかるかもよ?」 「要りません」 「あ、ごめーん。柚葉には貴大が要るもんねー」
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