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今は物でふさいで見えないようにしてるし、浜崎あゆみのポスターを貼って存在を消してある。
昔はなんにもしてなかったから、人形はいつも見えてた。
そんなある日、いつも見られてる気がするから、人形の向きを変える事にした。
背中をこちら側にむけた。
これで少しは気にならず、過ごせるような気がしていた。
だが、こんな事をしてもまったく意味がなかった。
むしろ、火に油を注いだのかもしれない。
誰も友達が来なかった日、俺はありえない体験をした。
これが始まりであんな体験をするとは思ってもいなかった。
いつもの様に部屋で過ごす。
煙草を片手に好きな漫画を読む。
腹が減ればカップラーメンを食べた。
そんな時間を過ごし、夜中何時頃だったか、ふと人形に視線を当てた。
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