13年後のクレヨンしんちゃん

14/37
前へ
/55ページ
次へ
しんちゃんのお母さんが、泣いている。 どうして泣いているのか解らないけれど、 なぐさめなくちゃ。 でも、体が動かない。 またあの眠気がおそってくる。 起きていなきゃいけないのに。 なんとか目を開けようとしたけれど、ひどく疲れていて。 閉じていく瞳を冷たい台に向ければ、 そこに映るのはうすよごれた毛のかたまり。  
/55ページ

最初のコメントを投稿しよう!

75人が本棚に入れています
本棚に追加