宿命

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「寝てる間も護衛するんだぞ」 「は?」 「当たり前だろ。いつ敵が来るか分からん。」 「私はいつ寝るの?というか私は遊び相手だけなんじゃ…」 「お前の休息など知らん。」 「ちょ、そんな……」 夜に奇襲を仕掛けられる心配もあるってこと?死ぬのなんて本当勘弁。 「部屋まで案内しよう」 「へいへーい」 すれ違う人が皆おじさんに挨拶をしている。意外にすごい人なのか。 「部屋がいっぱいありますね」 「ああ。各自の自室もあるからな」 「私の部屋は?」 「姫様の部屋の隣に用意してある」 「おお……」 一体何畳あるのだろうか。
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