第二話「スタートライン」

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「へぇ、そうなんだ~。」   「なのはは、何で?」   良い機会だと思い、思い切って聞いてみることにした。   「私?私はね…この自分の魔法をちゃんと使いたい。 悪いことにじゃなくて、人の役に立つように…そう思って。管理局に入ろうと思ったんだ。」   …すごいと思った。 僕と同い年くらいの女の子なのに、そんなことまで考えてるなんて…僕とは大違いだ。   「なのはなら、きっとできるよ」   別にほめ言葉とかで言ったわけではない。 本当になのはならできると思ったから…   「うん、ありがとう」   なのはは僕に向って微笑んだ と、その時後ろから
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