第二話「スタートライン」

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会ったときはそんなに感じなかったけど、今はすごく感じる。 この二人の魔力値の大きさが、きっとすごい修業をしてきたのだろう   ピ―ンポーンパ―ンポーン   そんなことを思っていると、放送が流れた   「え~、新入生諸君は直ちに校庭に集まるように。 繰り返す―――」   どうやら訓練が始まるらしい   「よし、じゃあ行こう!」   その言葉とともに、僕は部屋のドアを勢いよく開けた      これから厳しい訓練が始まる。 もしかしたら、くじけるかもしれない… でも、どんなつらいことでも乗り越えられる…そんな気がした。 この二人となら…強くなれる… そんな気が……
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