第一話「魔法少年と魔法少女」

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あの日から一年後 僕、瀬凪秋波(せなあきは)はあの日誓った通り、監理局の魔導師になるために僕の相棒のインテリジェントデバイス「インフィニティア」と一緒にたくさん魔法の訓練をした。そして、0076・・・武装隊第四陸士訓練校に入学した。   「~~であるからして。~でーーー」   入学式では偉い人の長ったるい話で正直眠くてお腹も空いて退屈だ。   「・・・明らかに場違いだよな・・・」   周りはみんな僕より遥かに年上の人たち。 ぶっちゃけ僕みたいな子供がここにいることはあり得ない。   「おい、こんなところに子供がいるぞ。」   「うわっ、ホントだ・・・。何でこんなところに?」   周りの人たちが口々にそう話す。
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