新たな戦いへ

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大阪、徳川屋敷 直政:三成が上手いこと上様の挑発に乗ってきましたな。 家康:三成など、造作もない。問題は上杉景勝よ。今のワシにとっては最も邪魔な男よ。 家康は三成に謀反の疑いをかけ、居城である近江の佐和山城に幽閉した。 近江、佐和山城。 三成と仲が良かった兼続は密かに三成と作戦を練っていた。 兼続:俺達が会津にて、家康の軍勢を足止めし。義の下に挙兵したお前の軍が、家康の背後から攻撃をしかける。挟み撃ちに遭った徳川軍は壊滅必死。 三成:正義の戦だな。果たして上手く行くのか? 兼続:抜かりはない。上杉は、会津にて必ず家康を打ち破る。お前は軍を組織しろ。 その頃、陸奥国仙台城。城主、伊達政宗。 小十郎:上杉と徳川の対立は激化するばかり、戦は避けられないでしょうな。 政宗:さすがは上杉だな、10万の兵を持つ家康に対し一歩も引かぬ堂々とした態度とは。 小十郎:どうします? 政宗:一応俺は家康に味方してるからな。皆に戦の準備はしておけと伝えろ。
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