雪降る夜
2/2
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
116人が本棚に入れています
本棚に追加
/
34ページ
音もなく降る雪が 僕の心を裸にした 独りは怖いと 呟いた 白いその姿が 落ちては溶け 落ちては溶け… 擦れ違っては消えていく人々のように僕の心を隔離する 冷えきった自分自身をいくら暖めてみたって 降り積もる雪がまた僕を凍えさせる 固く閉ざした心を開く事も許されなかった 誰も信じてはいけないと勝手に思っていた 雪の降る夜に このまま一緒に溶けて行きたい 僕の心ごと凍らせて───
/
34ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
116
スターで応援
86
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!