無形(白×粋×白)

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光が欲しいと言うのなら、 君は眠っていて。 僕が君の分まで、 照らしてあげるから。 闇が恐ろしいと言うのなら、 君は目をつぶっていて。 僕がその手を掴み、 光の方へ導いてあげるから。 君が望むなら、 僕は花の如く咲いて やがて醜く朽ち果てて見せよう。 だから、 決して僕の手を離さないで。
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