無形(白×粋×白)

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「石田、何で疑っとんの?」 俺はしがみつくように井上の背中に腕を回した。 「…自信、無いねん」 「何の?」 「お前が、俺を好きでいてくれる自信」 顔は見えへんけど、 井上は小さく笑った。 「ホンマに愛しとるから、大丈夫やって」 耳元で囁かれる甘い言葉。
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