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「銀時先生だコノヤロー。転入初日に音信不通で1限丸々大遅刻たぁどうゆうことだ。30字以内に述べろ」
『寝坊した。しかも、三度寝までしました。すいません』
ポンと柔らかく俺の頭に銀ちゃんは手を置いた
「あんまり遅いもんだから、先生心配になって迎えに来ちゃったよ」
『…ごめんなさい』
「…………」
「…で、何で総一郎が一緒にいんの?」
「総悟です。先生。」
「まあ、とりあえずお前は学校に着いたら終業まで廊下に立ってろな。」
「んな、あんまりじゃねかい。せっかく転入生を学校まで無事に送り届けたってぇのに」
「遅刻は遅刻だろぉが、常習犯」
『銀ちゃん、こいつ知ってんの?』
「こいつぁ、沖田 総一「総悟です」。お前と同じ3-Zの生徒だ」
『はああぁ!?』
「~ー何だよ!急に耳元ででかい声出すなよ!鼓膜破れるかと思ったぜ…ったく」
『お俺と同じクラス…?「そう言うわけらしいから、よろしくお願いしやすぜ。早漏くん」
『なっ!俺は鴇だ!麻宮 鴇!決してそんな卑猥な名前じゃねぇ!』
「まあまあ、どっちでもいいじゃねぇですか…先生、一つ言っておきてぇことがあるんですがね?」
「何だよ?30字以内に述べろ」
そう銀時に告げると、総悟は俺の肩を掴んで引き寄せて顎を掴みながらこう言った。
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