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「お母さん起きてよ!仕事に遅れちゃうでしょ!」
「やだぁ・・・。雫ぅ、もう少しだけ寝させてぇ?」
私の毎日はこんな感じで始まる。
まず、6時半に起きて、お弁当を作る。
そして、7時。お母さんを起こしに行く・・・。
朝ごはんは、殆どお弁当のおかずのあまり。
だって、しょうがないじゃん?
そんなに私だって朝から余裕ないっつーの!
「てか、お母さん!早く起きてよ!」
私はお母さんの掛け布団を無理矢理お母さんからはがす。
お母さんの手もなかなか手ごわくて、なかなか布団を放そうとしない。
「もう、朝ごはん抜き!もう知らないっ!」
私は、お母さんの部屋から出ようとすると・・・
「待ってよぉ、雫ちゃん・・・。」
お母さんは、モソモソっとベットに座り始めたのだ。
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