8人が本棚に入れています
本棚に追加
中学三年の夏休み…部活が終わった帰り。友達と恋バナで盛り上がってる時のことです。
急に真面目な顔で、友人A君が言いました。
友人A『あのさ…実は、俺…この間彼女と別れたやん?』
僕『うん…どしたん?』
友人A『あれ…実はお前の事が関係あるんだ』
僕『へ???俺?なんで??なんかした???』
友人A『彼女…お前の事が…好きになったんだってさ…』
僕『…………………』
友人A『………………』
僕『……………………』
友人A『………………』
僕『………えええええええええええ?!?!?!』
友人A『……おそ……』
僕『……なんで?!はあ??!意味わからん!!どうして?!』
友人A『どうゆう事も何も…そうゆう事だよ』
僕『女って解んね…』
友人A『だな…でもさ、俺…お前の方が合ってるような気がしてさ…』
僕『なんでよ!!お前ら付き合ってたんだろ?!お前彼女の事好きじゃなかったのかよ!』
友人A『そりゃ好きだったけどさ…』
僕『…なら、なんで別れたん?』
友人A『いや…お前ならしょうがないか…って思ってさ。お前ならいいかな…彼女を…幸せにできると思ってさ…』
僕『馬鹿かお前…幸せも何も、俺が彼女の事好きじゃなきゃ意味無いだろ…!!』
友人A『うん。だから…お前は彼女の事…どう思ってんのかな~って、聞こうと思ってさ…』
僕『………………』
友人A『で、どうなん?』
僕『う~ん…いきなり聞かれてもな~…………』
友人A『…やっぱ…恋愛対象としては…無理か?』
僕『俺…まだ…前に話したと思うけど…初恋の人…忘れられんのよ…』
友人A『ハハハ…そう言うと思ったよ…』
僕『彼女って同じ部活の後輩だし。俺一応部長だし。な~んかね…部活の後輩ってくらいにしか今は思えないな…ごめん』
友人A『付き合ってみるだけでもダメか??初恋をいつまでもひきずらないでさ。お前も少しは恋愛楽しんでみたらどう?』
僕『う…そりゃさ…彼女は欲しいよ…デートだってしたいさ…でも…お前の彼女だったやつ…だろ?…さすがに…ねぇ…』
最初のコメントを投稿しよう!