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浦「俺も、写メ撮ろーっと。」
やっと、俺から体を離したかと思えば、また携帯を向けられる。
蓮「なんや。」
浦「いつものツーショ撮るに決まってんだろ?」
目の前の鏡に映る、椅子に座った俺と立ったまま前屈みになる浦正。
鏡に睨むように表情を作ると、またシャッターが切られる。
“ カシャッ ”
浦正は、やたらと俺と写メを撮りたがる。
まぁ、俺も嫌な気持ちは全く無いねんけど。
浦「もっかい~」
蓮「しゃあないなぁ…て、ちょ…」
“ カシャッ ”
浦「んー、オッケー。」
携帯画面を見つめ、満足そうな浦正。
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