囚われし語り姫

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「新しい方ね、はじめまして」 語り姫が僕に気づきにこりと微笑んだ。 「少し待っていてくださる? あと少しでお話が終わりますので」 そう言うとまた話はじめた 他の3人は大きな動作をするわけでもなく、声を発するでもなく…ただ彼女の話に静かに耳を傾けていた。 僕は仕方なく壁にもたれ彼女たちを観察していた .
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