囚われし語り姫

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前の話が終わり、3人が帰って行く。 …表情がないように感じたが、その思考は彼女の声によって中断させられた 「あなたはどんなお話がお好きかしら?」 一度立ち上がりスカートを正して座り直す 椅子の脚と彼女の足は鎖で繋がれ、自由に動くことすらできないであろう “囚われ”という言葉もあながち間違っていなかったのか… 彼女は僕をみておまかせしてくれますか? と聞いたので なんでもいいと答えた。 そこで彼女はゆっくり語りはじめた。
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