第零話 造られし青年

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ミッドチルダ南区研究室第八番室 「やった・・・ついに出来たぞ」 白衣を着た男は喜んでいたそこには何かのカプセルがあった、その中に青年が入っていた。 「やりましたね教授!!遂に我々の夢でもあった。戦闘機人の開発、それがこのオリジナルによりもたらされる物が」 「ああ、私はこいつを使い管理局の奴らに復讐をしてやる・・・よし出せ」 「はい」 研究員は端末を手際よく動かすと、カプセルが煙を上げながら開いた。 ? 「・・・・」 カプセルから出て来た青年は辺りを一度見渡し地面に足をつけ、そして教授を見た。 ? 「・・・此処は?・・・」 「おはよう、オリジナル・・・・いや、No.グリス0・・・アイグ・デルセノ」 アイグ 「あんたは・・・・俺の何だ?」 「私はお前の父親だよ、さあ愛しい我が子よ私の為に管理局の奴らを・・・」 ドス!! 「な・・・なに・・・・を?」 教授の体は血に染まっていた、そして教授の体を貫いた手は・・・・アイグの手であった。 アイグ 「馬鹿な奴だな、俺が記憶を失ったとでも思ったのか?・・・・残念だったな!!」 アイグは教授の体から手を一気に抜いた 教授はその場に倒れ血が地面に広がり始めた。 アイグ 「さて・・・・・次は、お前達だ!!」 「う・・・うわぁぁぁぁ!!」 研究員は逃げようとしたが、それも叶わず殺された。 アイグ 「ふ・・・ふふ・・・あはははは!!」 そしてアイグは研究室にいた者は全て殺した。 その後、管理局の者が来たが研究室の者は全て死んでいた。 数時間後 「な・・・・これは」 管理局に救護要請が出た、そして今救護に来た管理局員が見たのは、無惨にも殺された研究員達の姿だった。 「一体誰が?こんな事をしたんだ?」 『一体誰が?』その意味はもう既にその場には居ないと言う事の意味だった。
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