3人が本棚に入れています
本棚に追加
その日は家に着いたのが22時だった。それからご飯とお風呂でパソコンを付けたのは0時だった。
「昨日は会えなかったから、今日は会えるかなー?」
ウキウキと彼を待っていたけど、0時30分を過ぎても彼は現れなかった。
「……輝にも、事情あるよね。大体受験生が暇ってのがおかしいんだし。」
一人で無理に納得していると外からザー…、って音がしてきたから、私は窓へと歩いていった
「雨……。なんだか、ヤな予感するなぁ、」
どうしてだか、胸騒ぎがする。窓についた水滴を見つめながら、私は溜息を吐いた。凄く、凄くいやな予感がする。
その日、待っても待っても輝は来なかった。
.
最初のコメントを投稿しよう!