03:雨

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その日は家に着いたのが22時だった。それからご飯とお風呂でパソコンを付けたのは0時だった。 「昨日は会えなかったから、今日は会えるかなー?」 ウキウキと彼を待っていたけど、0時30分を過ぎても彼は現れなかった。 「……輝にも、事情あるよね。大体受験生が暇ってのがおかしいんだし。」 一人で無理に納得していると外からザー…、って音がしてきたから、私は窓へと歩いていった 「雨……。なんだか、ヤな予感するなぁ、」 どうしてだか、胸騒ぎがする。窓についた水滴を見つめながら、私は溜息を吐いた。凄く、凄くいやな予感がする。 その日、待っても待っても輝は来なかった。 .
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