02:二人、

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あれから俺は、毎日あの掲示板に足を運んでいた。 暇と言うこともあるが、何よりそこの人たちに会うのが楽しみで仕方なかった。きっと実際に会えたらもっと楽しいんだろうな。そんなくだらないことを考えながら、掲示板に行った。 「今日は誰もいねーのか。」 面白くないな。ポツリと俺は呟いた。 適当に暇だのなんだの書き込むか。そう思って俺は暇だーと短い文章を書き込んだ。 返信は来ないだろうな、と分かっているのに暫くすれば更新を押している辺り、この行動は最早癖になりつつあるらしい。 「…更新押しても誰も――…」 い た 。 ≪名前:誘 内容:あ、輝だ!誰もいないと思ってたよー。≫ まさかいると思わなくて、俺は本気で驚いた。 「俺もだけど、どんだけ暇なんだよ、」 そう言って小さく笑って俺はキーボードに手を伸ばした .
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