02:二人、

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さて、どんな話をしようか。 俺は誰かと話すのが苦手なせいで、二人っきりになると盛り上がらない。どうも人見知りな性格が影響してるらしく。 暫くキーボードに指を置いた状態で固まっていたけど、ゆっくりと打ち始めた。 ≪名前:輝 内容:うわ、いねーと思ってたからビビったー。 何、最近暇なん?≫ 必ず、絶対居るもんな。やはり暇なのだろう、と俺は質問したにも関わらず、自己簡潔した。 ≪名前:誘 内容:まぁねー。することないからさ、こうして来てんの。 輝って学生?≫ ≪名前:輝 内容:へぇ、んじゃぁさ昼とかどうしてんの? 学生。そっちは?≫ そんな当たり障りのない雑談。彼女が質問をしてくれるお陰で、結構盛り上がったし、何よりお互いのことがしれた。 彼女は東京に住んでいて、21歳の大学生。誕生日は5月19日のAB型、とか。紅茶よりもコーヒー派で料理は苦手。特技はない、そんなことが分かった。 そして、彼女は、0時頃から4時ぐらいまでいる、と言うことだった。 .
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